マンションのベランダは、法的に廊下などを同じ共用部分になることをご存知ですか?
共用部分と言っても、各戸につくベランダは他の人が利用できないの当然で、接する各戸に専用使用権が認められています。なぜ、共用部分になっているか。それは、いざという時の避難経路になり、物を置くことなど、利用に制限を持たせるため。
その共用部分であるベランダでのトラブルが、最近多くなっていることを実例などで、日本経済新聞の記事で紹介されています。
≪日本経済新聞 記事概要≫
あるマンションでは、ルーフバルコニーに、庭石や灯篭、池までもある本格的な日本庭園があった。これは、デベロッパーが「庭を作ってもいい」と約束したため。その後、建物強度や修繕時の問題で何とか撤去してもらえた。
3年ほど前からベランダを含め、住人同士のトラブルが増えている。特に最近目立つのは、ブームのベランダガーデニングを巡るもの。
また、家族に配慮し、ベランダで喫煙する「ホタル族」のトラブルも増え、あるマンションでは、ベランダ禁煙に踏み切る事例も。
この他に、マンションの室内では電波状態が悪いため、ベランダで携帯電話を利用する際の苦情も多い。
なぜベランダトラブルが増えているのか。管理意識が高まったことと、永住志向から、近隣住人の使い方が気になるようになった背景も。さらに根本では、日本人の意識の変化を指摘する声もある。
森真一皇學館大助教授は、「昔に比べ、お互いを許容する意識が薄れてきた」とみる。さらに批判にも慣れておらず、いったん紛争が起こると、こじれる傾向もあるのでは。
紛争回避の手立ては、直接注意するとこじれてどちらかが引っ越さざるをえないケースもあるので、管理組合など第三者を通すこと。住民同士でルールを決め、近隣への配慮は欠かさず、コミュニティの一員の自覚を持つこと。
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