初めての住宅購入ガイド:土地,住宅,マンションの購入サポート

ご存知ですか、火災保険!?(03.07.31)

 夕方、ハウスメーカーの営業の方からのご紹介で、火災保険の申し込みを頂きました。住宅ローンを組むと火災保険に加入することが条件となりますが、住宅ローンと同時に行うため、つい金利や返済などの影に隠れ、火災保険の説明を十分に受けずに言われるがままに加入する方がほとんどです。
 簡単にご説明しますと、まず、住宅ローンを借りる時に入る保険会社は、どこでもいいわけではなく銀行の承認が必要になります。これは加入した保険に質権を設定し、万が一の場合にローンへ補填し、その後の負担を軽くするためです。
 保険の種類は、一般的な住宅火災保険と住宅総合保険の二種類あります。住宅火災保険で担保される内容は、火災・爆発・落雷・風災などです。これを住宅総合保険にしますと、水漏れ・飛び込み・騒じょう・水災などにも対応できるようになります。また、地震が原因となる火災や倒壊は、別に地震保険に加入しないと補償されません。
 自動車保険も火災保険も損害保険です。損害保険というのは、実際に損害があった金額を補償する保険です。生命保険は、何かがあったら決められた金額を支払う保険なのと決定的に違う所です。
 では、いくらの保険に入ったらいいのでしょうか?
 例えば、実損額が1,000万円の場合には、いくらの保険に入っていても1,000万円を超えて支払われることはありません。5,000万円の保険に入っている人も1,000万円に入っている人も、支払われる金額は同じです。
 でも、保険料は加入した保険金額にて決まりますから、5倍も支払うことになります。勿体無いですよね?
 しかし、この保険金額も住宅ローンを組んで加入する場合、銀行の承認が必要になります。いくら少なく掛けようとしても、最低いくら以上掛けて下さいと銀行から指示があります。
 この金額を基にして実際の評価額の保険金額を掛けるのが、通常の掛け方になりますが、もう一つ保険金額を決めるのに注意する点がございます。建物は古くなるほど、時価額が下がります。
 先ほど、実損額にて支払われるとお話しましたが、築5年の建物と築20年の建物では、同じ保険に加入しても実損額に違いが出ます。しかし、住宅ローン時に加入する保険は、借入期間と同じ保険期間を設定するため、当初と20年後の保険金額は同じになります。これでは、無駄に高い保険に入っていることになります。
 そこでこのようなことがないようにするのが、価額協定特約です。これは、時価額ではなく新価で計算されるため、高い保険に入っていたけど、古い家だから十分に保険がおりなかったということを防ぎます。通常、価額協定特約は5年までなのですが、住宅ローン用に長期で特約を付けられることも出来ますので、銀行の方や不動産会社の人に相談してみて下さい。





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