司法書士への依頼で(07.08.06)
とある不動産取引の一場面
取引場所に定刻通り関係者が揃い、挨拶が終わるや否や、
不動産登記を担当する少しご年配で教授風の司法書士がいきなり、
「では、この書類のここに署名して」
買主さん
「・・・・」
私(おいおい、いきなり何の説明もなく、それじゃ)
「今から不動産取引に入ります。まず、所有権移転登記の書類作成をし、問題がないことを確認して、それから、代金決済に移ります。買主さんに作成して頂く書類は、所有権移転の申請書と司法書士さんへ登記手続きを依頼する委任状となります。(出された書類を示し、登記内容を確認して)それでは、申請書の方からご記入頂けますでしょうか」
買主さん(こわばった表情を緩め)
「分かりました」と書類の内容を確かめながら記入をし始めました。
悪意もなく、業務的に間違いがあるわけではないのですが、昔の司法書士さんや不動産会社の担当者は、とにかく言うとおりにすればいいというような感じの方が多かったと思います。それもちょっと高圧的に。
以前のお客様は、はいはいと何も疑問に思わず従う方や、くどくど説明しないでちゃっちゃかやってというような方が多かったのですが、ここ最近は、ひとつひとつを確かめながら進めていく方が多く、そのお客様の意識やスタイルを分からず、今回のように進めてしまうと、ちょっとおも~い雰囲気になってしまいます。
けして、細かくネチネチと因縁をつけるわけではなく、きちんと説明すればご理解頂けるのに、昔からの方は、どうも面倒くさいなと思って、つい逃げちゃう(触れずに進めちゃおう)んですね。
不動産取引の登記をご担当して頂く司法書士さんは、不動産会社(売主さん、買主さん指定含む)から依頼する場合と銀行さんから依頼する場合があります。住宅ローンを利用して取引する場合、銀行によっては当行指定の司法書士さんでないとダメという条件が付くのですが、今回がそのケースでした。
特にネット系の銀行やノンバンク・保険会社の場合、住宅ローンの実行(融資)が特殊な進め方になるため、司法書士の指定が金融機関側から入ることが多くなります。(ほとんど)
いろいろな繋がりで司法書士さんを指定するのでしょうが、もうちょっと対応が良い司法書士さんを使わないと金融機関の印象にも繋がると思うのですが、金融機関から見れば、お客様の受けより、使いやすさを選んでしまうのでしょうか。
今回、懐かしさもありながら、金融機関も司法書士も、もうちょっと考えたらいいのになと考えながら、無事に不動産取引・決済が終了しました。
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