建築条件付売地とは│初めての住宅購入ガイド(住宅,不動産購入に役立つ情報を幅広く掲載)

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建築条件付売地とは(05.04.19)

 売地の広告や販売図面を見ていると、「建築条件付」という言葉をよく見かけると思います。建築条件とは、売主もしくは売主の指定する建築会社で建築をするなら売りますよという売地です。契約形態は違いますが、実質はフリープランの建売と考えてもよろしいかと思います。では、建売との違いは・・
 まず、契約形態の違いは、建売が「土地付き一戸建て」として一つの売買契約になり、建築条件付売地では、土地の売買契約と建物の建築請負契約に分かれます。※印紙税がそれぞれに掛かります。
 次に、建物に関しての違いです。建売の場合は、販売する際にはすでに建築確認を取得しており、完成もしくは建築中になります。建築条件付売地の場合、土地を販売する段階では建築確認を取得しておらず、お客様が決まってから間取りなどを打ち合わせて建築に入ります。このことから、建築会社は決まってしまうものの、建物の自由度はございます。
 この二つのことから、不動産業界の中では建ててから売る「建売」、売ってから建てる「売建」と呼んでおります。ここに、建物の自由がきく建売と考えてもいいという理由がございます。
 では、それぞれの長所短所を比較してみましょう。
 建売の長所は、①目で見て確認できる、②煩わしい打ち合わせもなく、すぐに入居でき、割安に購入できる。短所は、①建築過程を確認できない(不動産会社を信じるしかない)、②建物に自分の希望を取り入れることが出来ない、などでしょうか。
 建築条件付売地の場合は、建売の逆になります。建物が見ていない状況で建売を契約するようなものですから、よく打ち合わせと確認をしないと、トラブルの発生することになります。本来は、建築条件が無い売地が好ましいのでしょうが、土地が非常に気に入ったため建物の契約を受け入れるケースになります。それぞれの特徴を比較し、ご自身のお考えや状況からどちらが合っているのかお選び頂ければと思います。
 今度は、販売する不動産会社の方から見てみましょう。
 建売と建築条件付売地のどちらも、土地を仕入れ建物を販売することには変わりません。土地の転売利益だけで売るより建物の販売利益も同時に得られ、トータルでの利益が増えます。不動産会社から見たそれぞれの長所短所は次のようになります。
 建売の長所、①煩わしい打ち合わせが無く、販売が容易、②資金回収が早く、そのため早く次の現場へ移れるなどです。短所は、①資金力が必要、②売れ残った場合に値引きなどの対応が必要などです。建築条件付売地の場合なら、建築条件を外すことにより、土地だけ売って資金を回収したり、売り残りにならないように対応できます。
 また、建売の価格設定は土地と建物の一式となるため土地と建物を分けて表示はしませんが、建築条件付売地の場合、土地価格として表示しなければなりません。通常の売地と比べ、建物の自由度を奪っていますので、相場よりも安く売り出されているケースがほとんどです。

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