仲介業者の変更(05.04.16)
[質問]
心情的にその仲介業者への不信感が拭えなかった場合、極論から申し上げて、買い付け証明を依頼した仲介業者を変えることは業界の常識という見地からは可能なのでしょうか?
[回答]
不動産業者の切り替えについてですが、スムーズには行かないと思われます。
情報提供の段階では、複数の不動産会社から同じ物件の情報提供が行われることは、よくあることであり、その際、どこの不動産会社から購入するかは、ある程度購入者の意向で決められます。
しかし、今回のように一度、購入の申込をした後に、業者の切り替えをしようとしても、なかなか思うようにいきません。
その理由としまして、下記のような要素があります。
・購入の申込までのプロセスがあること
・購入条件の交渉を売主とし、ある程度の結果を出したこと
これらのことから、契約を他社ですることに、あっさりと引き下がるとは考えづらく、いろいろとゴタゴタすることは予想されます。
これからの結果として、考えられるのは、
1.不動産会社を我慢し、そのまま契約へ進む
2.この不動産会社とするなら、物件を諦める
3.業者を切り替えて、契約へ進む
どの業界でも営利企業は利益を追求する組織であり、不動産会社(弊社も)でも同じです。
不動産会社の場合、契約をするしないということより、仲介手数料そのもので考えてきます。
仮に、3のパターンのように、業者の切り替えが出来ても、契約締結に至る成果の程度で仲介手数料を請求されることもあります。
(実際にどの程度支払うか支払わなくていいかは法曹の世界です)
今回、・・・・で問題があったとのことですが、今までの不動産会社の姿勢や意識・スキルに問題がなくて、今回の問題だけなら、総合的に考え、今の不動産会社により強く意識付けをし、しっかりしてもらうのも方法かと思います。
契約後に何か判明するのは論外かと思いますが、契約前に何か問題はないかと精査する段階で、いろいろなことが判明することは、多々あることです。
弁解するようですが、契約後に問題が発生しないように、契約前に念入りに調べることは、良い姿勢とも言えます。
私(弊社)でも、いろいろな可能性を吟味し、何も無いように考えながら、購入の申込を受けていますが、物件をより精査していく段階で、新しい事情が判明することもあります。
前回のメールで、不動産会社への追求とお話しましたが、・・・・を単純に承知する必要は無く、再度の交渉の余地を見出すための切り口とお考え下さい。
明らかに業者の怠慢、意識不足で、業者・担当者のスキルの問題なら、根本的に信頼しづらいですが、問題がないように精査している時の事柄でしたら、もう一度、その不動産会社・担当者を見極めてみるのもよろしいかと思います。
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