警報:市場に強い勢力が上陸しました(08.03.11)
不動産を購入される方の勢力が先月から急速に発達し、今月、不動産市場に上陸しました。今月一杯はこの勢いが続く見込みです。上陸した不動産市場では、売り出された不動産に次から次へと申し込みが入る状態になっており、外出(不動産探し)をしている方は注意が必要です。
お住まい探しのお手伝いをしているなかで、これがいいのではとお薦めした物件が、ご紹介したそばから売れていってしまいます。通常でも、長く検討している間に売れていくことはあるのですが、今月はちょっと凄い。
お仕事がお休みの週末に、打ち合わせをしたり、見学をしたりされますので、週末前の平日(特に木曜・金曜)に情報を集め、資料を作成します。
週末前は通常に売り出されていた物件が、週末の間に売れていってしまう。金曜日にこういう物件がありますよとお知らせし、週末に見学・打ち合わせをした後には、売れてしまった。もっと早い時は、見学や打ち合わせの前に売れてしまっている。
すべての物件が売れてしまうわけでもないのですが、不動産のプロである私が、これはいいなと思えば、お客様・プロを問わず、同じように思っているのであるから、ひとつの物件に集中してしまうのも頭では理解できる。
しかし、これが何度も続くと、頭では分かっていても、なんでこんなことばっかりと気持ちは整理できない。でも、弊社から購入されている方もいらっしゃるので、逆のことが他の会社のお客様にも起こっているのでしょうね。(うまく購入できている場合はさほど気にならないのは不思議)
お客様それぞれにいろいろな希望や状況などがあり、求めている物件は違うはずなのですが、やはり、良いと思える物件は良い。良い物件は足が早い(すぐに売れてしまう)。
せっかく良い物件が見つかっているので、買い逃して欲しくない。でも、検討材料を残したまま、見切り発車させるわけにもいかない。不動産シーズン期は、この葛藤との戦いです。
他のお客様(不動産会社や営業)に先をこされるのは、押しが弱いのかもしれません。買い逃したお客様によっては、なんで先を越されてしまうんだと思われる方もいらっしゃる方もいるかもしれません。
こういう葛藤があったり、先を越されてしまうことになってしまうのは、良い物件をお薦めすることと、きちんと検討材料を吟味し間違いのない住まいを購入することを守っているからだとご理解してください。
私が敬愛する厚木のお師匠さんは、7回連続で先を越された経験があるそうです。この方は、良い物件が出ると、たとえ深夜1時2時まで時間が空かなくても、その日に下見をして、すぐに紹介する行動力をお持ちの方なので、行動が遅いとか、のんびりしているわけではありません。でも、こういう事態もあるのです。
良い物件を紹介するのは、不動産の見る目とお客様のことを理解できる洞察力がなければできません。また、検討材料をきちんと打ち合わせし、ご納得されるフォローをするからこそ、時間がかかってしまう。このため、上記のようなことが起こってしまうのだと思います。
乱暴な営業マン、成績ばかりを考えている営業マンは、契約すること=物件を取り逃がさないことを優先するので、申し込み、申し込み、買い付け、買い付けと、充分な打ち合わせ(検証)が必要な場合でも、強引に進めていこうとします。
営業マンに嘘や強迫がない限り、購入してしまったら自己責任です。住宅ローン大丈夫でしょ?建物プランこれでいいでしょ?と聞かれ、うんと言ったら、たとえ失敗した結果に終わろうとも、不動産会社に責任を求められません。
乗り気になれる物件ではない、不安な要素があるのであれば、売れてしまうリスクなど小さいものです。しかし、これは良いなと思える物件、これで大丈夫だなと思えたら、迅速の行動をお勧めします。
根本は、検討材料や不安材料などを事前に考えることなく、不動産探しをすることの間違いです。不動産が見つかった→バタバタと打ち合わせ→売れてしまった。きちんと事前に打ち合わせ→良い物件が出たら迅速な判断が可能→購入という流れになれば、売れてしまうリスクも少ない。でも、具体的な物件がないのに、事前に打ち合わせをしていくスタイルに、お客様が馴染みづらい感覚も理解できますが・・。
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