物件選びより大切なこと(05.06.25)
ブランドもののスーツを着込み、会社の肩書きに物を言わせ、
高慢な態度で、不動産のプロだからと強引に説き伏せて、
契約に結びつける。
担当者の頭の中は、お客さんにとって・・が良いかなではなく、
契約するためには・・をすればいいかなと、
契約をするにはどうすればいいかという
考えがベースになります。こんな担当者に当たったら、目も当てられませんね。
実は、住まい探しで一番大切なことは物件選びではなく担当者選びなのです。
まったくの任せっきりでは駄目ですけど、
全てを自分だけで完結することはできないので、
最終的には信頼して頼まないと進まないですからね。
依頼する担当者が信用できなかったら、必ず問題が起こり、
後味の悪い結果になってしまいます。
では、信頼できる担当者をどう選べばいいのでしょうか。
ちまたに出ている本では、いろいろ見極め方を書いてありますが、
私は「直感を信じる」のが一番良いと思っています。
なんか相性が悪いなって感じがあれば、その直感は正しいことが多い。
Aという担当者はAさんにとっては良いけど、Bさんには良くない、
この逆パターンもあります。
自分たちにとって「一番良い担当者選び」、これさえ出来れば、
住まい探しは成功したも同然です。
◆ひどい担当者にあたってしまった方より
2005年の1月に完成した一戸建てを購入しようと見に行ったのですが、
24時間換気システムがついていなく、不動産屋さんに
「2003年の7月からは建築基準法が改正されて、24時間換気システムは
義務化されてるはずですが?」と聞いたら、
「たしかに2003年の7月からそうでしたが、半年前に、また法が変更になり、
24時間換気システムは除外になり、つけなくてもよくなりました。
その為、この物件はきちんと完成後、検査済み証も受けている。
もしつけないといけないのなら、下りないはずでしょう。
今建設中の他物件でもうちはつけてませんよ。」と言われました。
本当に半年前に制度が変わって付けなくてもよくなったのでしょうか?
なんだか騙されているみたいに思えてなりません。
[回答]
私は建築の専門家※ではございませんので、詳細の難しい部分は
分かりませんが、一般的な事柄として、建物に換気能力を持たせるよう
設備をつけることが義務化されたことまでしか分かりません。
24時間換気と言っても、機械式の仰々しい設備をつけることが
義務化されている訳ではなく、理論値として、法律で定められた数値を
クリアすれば良いものですので、「これが24時間換気システムです」と
強く言い切れるような設備がついてなくても、建築は可能かもしれません。
今回のポイントとして、
・半年前にまた法律改正されたという話は聞いてません。
(私が知らないだけかもしれませんが、ネットでざっと確認してみてもそのような内容はどこにもありませんでした)
また、法律を時代に逆行するような改正をするとは考えづらいです。
・建築確認、検査済みの取得
上記のように特段と大掛かりな設備を付けなくても、数値が
クリアすれば、建築確認は下り、検査済み証も出るかもしれません。
これは、24時間換気が必要ないということではなく、その他の
換気設備で必要な数値はクリアしているということではないでしょうか。
法律改正の点と24時間換気が必要なく、他の施工建物にも同様に
対応してないという言葉は、ちょっと怪しいです。
確認通知書をご確認されたのか分かりませんが、もしかしたら、
確認通知書には換気について何かしらの対処がしてあり、
基準値をクリアしているのかもしれません。
それを営業の方が知らず、その場の繕いで、
適当に話をされた可能性もございます。
内容がどうかは別としても、建築確認が下り、検査済み証も
下りているのなら、法律違反はないと言えます。
あとは、書面上は問題ないものの、実際の現場で申請された内容と
違う建物になっているのかもしれません。
建築確認と検査済み証の交付先へ確認してみるのが
一番確実かと思われます。その際は、どの段階の現場で
検査されたか確認してみて下さい。
ここまで-------------
この例でお知らせしたいのは、24時間換気がうんぬんではなく、
契約に結びつけるために、知識もないのに確認もせず、その場で
適当に繕って、丸め込んでしまおうという営業が相変わらず
多く存在していることを認識して下さいということです。
この物件は、もしかしたら問題ないのかも知れませんが、
やはり納得できるように説明できない営業の方が担当になると
良い住まいに巡り会うことは出来ません。
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