初めての住宅購入ガイド:土地,住宅,マンションの購入サポート

土地の選び方セミナー実況中継(05.02.19)

 本日(2/19)、松戸商工会議所にて、旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)主催の『土地の選び方セミナー』が開催されました。
 旭化成不動産情報ネットワークの会員である弊社では、セミナー後の個別相談に参加しておりますが、本日は、開催準備から立会いしました。
 このメールマガジンも、セミナー会場の一番後ろで作成しております。 一番目の前では、旭化成不動産城東営業所の所長さん(田村さん)が、冒頭の挨拶から、現在の地価状況についてお話している真っ最中です。
 ここから、セミナーの内容をご紹介致します。(話を聞きながらの作成のため、乱文になりますことをご了承下さい。)

[基礎編]
1.住まいへの希望整理
 まず、土地(住まい)探しを始める前に、住まいに対する希望点を整理しましょう。 住まいに求める優先順位の確認。特に家族間での話し合いを事前にしっかりしましょう。
(ちょっと話がそれて)
 同じエリア・価格で面積が広い土地と狭い土地があります。 どっちがいいですか?(例、40坪2000万の土地:50坪2000万の土地) もちろん同じ価格で同じクオリティなら、少しでも広い方がいいですよね。
 しかし、不動産には例外はございません!
 坪単価50万の土地と坪単価40万の土地では、あきらかにクオリティが違います。 そこで、先ほど話しました「住まいに対する優先事項」が大切になります。
 どういう所に優先事項があるのか、土地の広さなのか、建物のプランなのか、 それによって、希望に合った土地が見えてきます。
 この住まいに対するイメージをしっかり持っているかどうか、これが 住まい探しをするにあたって、とても大切になります。
 去年のテレビで、土地だけを見て土地を買ってしまった家族のお話で、 住まい全体を考えずに、土地を先行して買ってしまったため、 ご主人が希望していた屋上利用がダメになり、奥様がご希望していた ジェットバスがダメになったケースが紹介されていました。これが、典型的な失敗例です。
2.相場の捉え方
 相場を捉える資料として、折込チラシ、住宅情報誌、公示地価、路線価など がございますが、各内容の特徴を考えて判断して下さい。
 折込チラシや住宅情報誌は、集客のための手段なので、割安な物件を掲載 することが多いです。良い物件は、広告に掲載される前に売れている。 割安な物件が、広告に掲載ても、売れていないのは、物件が悪いから。
 路線価は、相続などに使われる価格なので、地価の80%程度。見方も難。
 公示地価が、一番市場価格に近い。インターネットで誰でも確認出来る。(土地総合ライブラリー) 最近の傾向で、駅から徒歩圏は、公示地価よりも高い価格で成約している。
3.資金計画について、住宅ローン・・略
 自己資金は、万一に備えたお金を差し引いた現金。目安は総予算の15%要。 もっと少なくても買えなくはないが、非常に辛い。
 建物の本体価格以外に必要な諸費用は、かなり必要になる。それぞれの 土地によって、大きく変わる。例えば、南道路の場合、設備引き込み距離 が長くなるため、費用が高くなる。とこのように、諸費用は変わってくるので、 本体価格だけを鵜呑みにしない。同じように、土地にも諸費用が必要。
 地盤対策費は、ある程度見込んでおく。メーカーで近隣データがあれば推察。
4.スケジュール
 不動産会社の口車(セールス)に安易に乗らず、しっかり余裕を持っていく。慌てて焦って購入することがないように。
 土地探しから入居まで、思っているより時間がかかる。9ヶ月は見ておきたい。
5.情報収集
 広告には、不動産会社が共同しておこなう集合(連合)チラシと単独の不動産会社が行うものがある。
 単独でのチラシは、流通市場に出す前の物件もあるので、チェック。
 広告には、必ず不動産会社の取引態様(売主とか媒介とか)が掲載されている。 売主の会社なら、仲介手数料不要。仲介では、仲介手数料が必要になる。
  ↓
 なら、売主が直接販売している物件が良いのか。。
  ↓
 必ずしもそうではない→プロと直接相対する→買主の見方がいない。
例)不動産会社によって、契約書や重要事項説明書がメチャクチャな時がある。初めての人が、この書類をおかしいと見破れるか、難しい。
 確かに、仲介手数料は掛かるが、必要経費、安心料と考えても。
6.現地見学
 現地見学の際は、物件の資料(通称、販売図面)を手に入れる。しかし、この販売図面がいい加減なことも多い。住宅営業の担当者が見れば、 間違いをチェックできる。
 周辺地図も環境を見るのに大切。気に入った物件では、撮影することが有効。 電柱の位置や隣の家の状況など、見落としたことを後からチェックできる。
 生活施設は、自分自身で確認。(広告表示は1分80m)
 週末は静かになっていることも多いので、平日も確認。さらに夜も。
 境界の確認。(境界には、石、プレート、鋲などの種類がある) 境界がない時は、境界確認・埋設を取引条件としていれる。
 設備は、前面道路に埋設している状態で表示されている。宅内に引き込みが あるかないかで、建築コストに大きく影響される。→住宅営業はすぐ分かる。
 高低差がある敷地には、要注意。道路との高低差はもちろん、隣地との 高低差も注意。隣地が高い場合でも、擁壁(ガケ)が問題になる場合も。
 道路の幅員が狭い時は、セットバックが必要。道路に提供する敷地部分は、 有効面積に入らない。セットバック面積は、評価ゼロ。私道がある時は、持分を持つように。
[応用編]
1.相場の基準
 相場の基準は・・北道路、4m道路、駅から徒歩10分
・南道路は北道路に比べ、8%高い、東南角地なら12%高い。
・6m道路は4m道路に比べ、3%高い。
・駅からの距離は、1分増えるごとに1%減、1分減れば1%増。
 北道路、徒歩10分=南道路、徒歩18分 → 同じ価格になる。
 駅からの距離を重視したければ、北道路へ → 南道路は引き込み費増、視線も気になる。
 道路の向きや幅員にこだわるなら、駅からの距離を離す。
 土地の大きさによっても、価格は変わる。坪50万×40坪は売れても、坪50万×100坪は売れない。 地域で求められる土地の大きさは変わる。都心と郊外では違う。
 掘り出し物はない、あっても即金即決で買える不動産会社が買ってしまう。 一般の方は、まず目に触れることはない。もし、相場より安かったら、何か落とし穴があるはず。
2.建築条件付の売地
 売主もしくは指定する建築会社で建築することを、土地の売買の条件に している土地です。大手さんはまだしも、小さい会社の場合、建築内容に問題があることも多い。
 大きな土地を購入する一般の方は少ないから、分譲業者に販売することになる。 通常は、安く仕入れるものの、人気エリアでは、分譲業者同士の 競争になり、あまり安く仕入れられない。
 そのため、土地だけでの販売では利益が見込めない。建築でも利益を取らないと商売にならない。 (このような建売や建築条件付で建てられる建物の内情については、メールマガジンで紹介するには、問題がありそうなので割愛します。)
 建築条件を外して購入できる可能性もあるが、土地価格が上がるケースも。
  ↓
 心理として、面白くはないが、土地利益を建物利益で見込んでいるため、 仕方ないのと、条件がある分、割安に設定している場合もあるので、上がった価格でも、条件として問題ないことも多い。
3.売主の心理
 売主の大半は、一般の方。不動産会社が査定した価格は適正であっても、 価格の決定権は売主にあるので、一般の方は相場を無視した価格設定することもある。あくまでも、価格は売主の希望売却価格である。
 しかし、下落傾向が続く中で、乱暴な価格設定は販売の長期化になるため、そう高く売り出されるケースも少ない。
 販売が長期化した物件は、価格交渉しやすく、売り出し間近の物件は、売主がまだ強気のため、価格交渉がしづらい。
 一般の方は、儲けるために売却するのではなく、次の住まいへなど必要に迫られて売却するため、売らないといけない。→値引き交渉する余地。
 一般的に、値引き幅は3~5%が目安。それ以上の値引き幅なら、価格改定をして、もう一度売り出しした方がいいという気持ちになる。
 値引き幅の大きさ・金額が、勝ち負けにならない。値引きにこだわりすぎると、良い物件を買い損ねることも。満額で売れることも。
 値引きをすることによって、後から申込をした人に取られてしまうことも。
4.不動産会社の心理
 土地を売るより、新築や築浅の中古住宅を強く勧める。なぜなら、仲介手数料は、価格が高くなればなるほど、手数料が上がる。特に、新築の 場合、売主からも手数料が入ることが多いため、さらに手数料が増える。
 出来る営業マンになればなるほど、この傾向が強まる。ほんとに、お客様にとってお薦めで勧めているか、注意が必要。
5.まとめ
 物件が少ないエリアは、築が古い中古住宅も視野にいれる。→木造の流通耐用年数は20年、それ以降の物件は土地価格の場合も。 解体費用を計算にいれて、判断してみる。
(話がそれて、住宅再建築のサイクルについて)日本は26年、アメリカは44年、イギリスは75年。今度購入する家の建て替え 時期が何歳のときになるか、よく考えてみてください。(宣伝)ヘーベルハウスは、流通耐用年数が長い。政府も注目している。
 不整形地は、下落傾向の現在、かなり割安になっている。プラン次第では、 問題ないケースも多い。上から土地を見ながら暮らすわけではない。(宣伝)ヘーベルでは、日照・通風のシミュレーションが建築前に出来る。
 土地を買ってから展示場を回ると、営業攻勢が凄く、まともな検討が出来ない。
 土地を購入するときは、申込書を入れて、価格交渉をする。書面ではなく、口頭だけでは、価格交渉できない。申込書には法的拘束力はない。
 セミナーでは、もっともっとたくさんのお話がありましたが、とても書面に全てを盛り込みきれませんでした。ご興味がある方は、ご参加してみて下さい。





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