不動産にもシーズンはある(08.02.18)
一年というサイクルの中で不動産市場(売買)にもシーズンがあります。このシーズンをどう捉えて動くか、シーズンにはそれなりの理由もあり、その背景をどう考えて判断するのか、住まい探しにも影響があります。
1月:年も明け、今年は家を買うぞ~という意気込みから ↑
2月:1月からの流れで活況 ↑
3月:年度末も近づき公私ともに忙しくなって →↓
4月:新年度で落ち着かず ↓
5月:GWで時間もでき、気候も穏やかで ↑
6月:前半は5月の余波で → 後半、梅雨になると ↓
7月:梅雨の雨と蒸し暑さ、夏休み控えて ↓
8月:前半はお盆休みの行楽気分で ↓ 後半、気候も落ち着き ↑
9月:夏休みも終わり日常に戻って ↑
10月:9月の余波で ↑→
11月:寒くなってきて後半になってくると ↓
12月:年末の忙しさと打ち止め感で ↓
毎年、それぞれの季節を現場で体感できる感覚を、購入者の心理から考えると以上のような感じで動いているのかなと推察しております。
この流れを業界側の事情を入れてみます。
新年の区切りはお客様と同様に営業側にも言え、よし今年は頑張るぞ~とスイッチが入ります。お客様も大勢お見えになり、営業のモチベーションも高く、不動産市場は活況になっていきます。
3月末になってくると、不動産会社や建築会社の決算・年度末の追い込みで、契約ベースでの売上計上を増やすため、営業にも熱が入り、年明けからのシーズンに一度区切りがつきます。
4月は、お客様が年度明けでバタバタしていることもありますが、大きな会社では人事異動があり、そのため、新しい組織が立ち上がるのに時間がかかることから、営業活動そのものが停滞する。
GWで体制も整い、来客増からの勢いも相まって、シーズンが幕開け。6月に第一四半期の締めもくることや気候などから一度シーズンが閉まる。
夏休み前に住まい探しが行楽気分で落ち着く心理は営業側にも同じことが言え、7月から8月前半にかけては営業活動は低迷。お盆休みが過ぎると第二四半期・上半期の締めになる9月に向けての営業活動にスイッチが入る。
10月、11月は秋のシーズンの余波・流れで進んでいくが、12月に入り、第三四半期の締めはあるものの、お客様の動きが鈍くなって、シーズンは終わっていく。
不動産は縁ものである側面もあり、これはいいなと思える物件があれば買い時であり、このシーズンのオンオフに関わらず自分のペースで進めることが一番です。
しかし、この流れに入ってしまうことを避けることができませんので、巻き込まれることなく、逆手にとって上手く流れを使うことが必要です。
購入者側から見ればシーズンオフの時期、売主側から見れば逆というのが需給バランスから考えたタイミングです。シーズンオンオフには理由もあるので、それに自分が合わせられるか、あわせづらい事情があるにも関わらず、シーズンだけでタイミングを決めるのはダメ。
シーズン中であれば、物件数は多い、競争も激しい、価格も高めになりがち。シーズンオフは、物件数は少ない、競争も緩い、価格も抑えぎみ。どちらがベストと言えるものではないが、こういう状況を踏まえておくと、行動・判断の目安になります。
最後に、シーズンを上手く使う秘訣。それは、事前準備をしっかりとして、いつでも動けるようにしておくことです。急にバタバタというのはダメ、流れに乗れない。なお、みんなが事前準備をしっかりすると、シーズンの変動は少なくなります。
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