いつもと違う12月(07.12.23)
いつもお堅くて読みづらい内容でしたが、今日はちょっと緩やかな記事にしますので、お気軽にどうぞ。
不動産業界も住宅業界も、繁忙期・閑散期という波があります。一年の中で、消費者の心理や時期による状況などから、毎年一定のリズムで波があるのですが、今年はちょっと異変が。
一般的な一年は、1~2月に“今年は家を買うぞ~”という気合と勢いから家を探す人がワァ~と出てきて、建売や中古住宅の場合は年度内に引越しをという希望の方の駆け込みも出ます。
3月は年明けから探し始めた人が落ち着き始める時期になり、年度内入居を目指す人も時間切れとなりますが、土地に関しては、ハウスメーカーさんなどの年度末商戦があり、3月終わりごろまで活況になります。不動産屋さんの仕事は契約した後も続きますから、1~2月に購入された方の業務と重なり、3月は忙しくなります。
4月に入りますと、新年度ということで、仕事も学校も落ち着きがなくなり、家探しどころではないという心理になるからか、業界もちょっと落ち着きを取り戻します。業界内でも大手さんは転勤や期末を追えた後の脱力感から、営業もトーンダウンします。
GWに入ると新年度のバタバタも落ち着き、家探しを始める方も増えてきます。特に土地から新築住宅をという方で年内入居を目指す方は、土地を決めなければならないリミットが迫ってきます。ただし、お子さんがいらっしゃる方は、春のイベントが5~6月頃にあるため、なかなか家探しに集中できない状況になるようです。
6月後半から7月にかけて、梅雨の時期に入り、ムシムシジメジメという気候が、家探しへのテンションを下げてしまいます。心理的には夏休みを間近にひかえ、気持ちがウキウキ、早く休みが来ないかなという行楽モードになって、やはり家探しのテンションが落ちてしまいます。近年の異常気象で6月頃からかなり暑くなるためもあります。
お盆休みまでは気候と行楽で、業界も閑散としますが、お盆を過ぎた頃から、楽しみも終わったから、家でも探すかというような感じで、ポチポチと動き出します。気候も徐々に涼しくなってきたということもあるのでしょうか。
8月後半から9月にかけて、年内入居(建売、中古)と年度内入居(土地から新築)を逆算した購入者が増えてきます。さらに、半期末の9月ということで、営業側も力を入れてきます。
この余韻が年末に向かって進むのですが、秋のイベントなどで中断したり、探し始めた方が購入することにより、探す人が徐々に減って、年末に向いフェードアウトして、12月はたいがい閑散としてきます。
この流れから、業界の年末年始休暇は、早めに始まり早めに終わるというパターンになり、今年は、12月26日(水)から休みに入り、早い会社は新年2日から、または、三が日は休んで、4日からというのが多いようです。(弊社は12月26日~1月4日まで年末年始休暇を頂きます)
長くなりましたが、このような感じを毎年繰り返してきました。しかし、今年はちょっと異変が。特に秋から年末にかけてのパターンが例年と違うようです。
9月までは例年通りかなという感じで進んできましたが、10月から11月にかけて、弊社もそうですが、ハウスメーカーの展示場来場も、不動産業者の問い合わせ数も激減しました。
これは、原油高による物価上昇・景気悪化懸念やサブプライムローン問題などによる心理的な影響だと私は思います。契約数というのであれば、銀行の融資引き締めなどの影響もあるのでしょうが、来場・問い合わせ数には影響しません。改正建築基準法の審査厳格化というのも、着工数に影響はしますが、同じく来場・問い合わせには関係ない。
ここからが判断の難しいところですが、このままの状態が続けば、景気悪化=住宅、不動産業界低迷と進むんだなと分かりやすいのですが、12月になって、問い合わせ数が急激に上昇したので、どうなっているんだと悩んでしまいます。
この問い合わせ数増加が弊社だけのものなのか、他社も住宅・建築業界もなのかによっても判断が分かれるので、年末年始の挨拶まわりで、様子を探ってきたいと思います。
12月に入って、年末に近づいて、ちょっといつも様子がおかしくて面食らっていますが、きちんと整理して今年を終わらせたいと思います。
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