頭のよくなる家(06.12.15)
私の子供は、おそらく中学受験をしないし、自宅の建て替えが近いわけではありませんので、家の間取りについてあまり検証しませんが、ちょっと興味深い記事が掲載されましたので、ご紹介します。
≪日本経済新聞:12月15日夕刊≫
間取りで成績アップ?
有名私立中の合格者を生んだ家には、親子でコミュニケーションがとりやすい間取りなどの工夫があると慶応大学発のベンチャー企業が提唱し“頭のよくなる家”という住宅プランが生まれた。
提唱するのは、横浜市にあるエコスコーポレーション。難関中学に合格した子どもの家200例を調べた結果、リビングルームを中心に勉強も生活も営まれ、親子関係が密になる部屋の使い方をしていたなどの要素を集約した。
実際に商品販売へ反映させている企業は、埼玉の地元建設会社や大手のマンション業者など。住宅業界では以前から、孤立した子供部屋を見直し、親子の接触を増やす間取りの提案はあり、今回も同じ流れの一つといえる。
“頭のいい子”という表現を多用し読まれている雑誌に“プレジデントファミリー”がある。読まれているのは「親の本音に応えているから」と編集長。同編集長は、子育ての不安から、頭のいい子にする道を模索し、中学受験は共通の目標になり、共通の時間を過ごす貴重な時間になる」と。
だが一方で、頭のよくなる家への関心に冷めた見方も。建築家の仙田満さんは「勉強よりも元気に育つ環境を整えることが大事」と強調。日本大学の広田照幸教授は、頭のよさばかりに関心が集中する背景があると分析。
また同教授は、意思疎通が密ということは逆に、親の監視がきつく、子供は煩わしいと感じる可能性もあり、家庭外との接触が閉ざされ、社会性などの成長を阻害することもと説く。
最後に、同紙編集委員の須貝さんが「頭のよさの追及もなかなか難しい」と締めくくっています。家の間取りの追求も、使い勝手に、予算や家相まで出てくるとなかなか難しい。
設計士さんやハウスメーカーなどの担当者とよく相談して、よりよい間取りを決めてください。私からのアドバイスは「こうでないといけない」という固定観念、常識は外し、頭を白紙状態にして望むといいと思います。
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