独身女性のマンション購入(05.10.03)
リクルートの2004年首都圏新築マンション契約者調査によると、契約者全体に占める独身女性の占める割合は7.7%になり、独身男性の7.2%を上回った。私もここ数年、何度か男性女性を問わず、独身の方の住宅購入のお手伝いをしました。
10数年の不動産営業で住宅購入者像を考えてみると、以前は、結婚し子供が生まれ、賃貸で借りている部屋が狭くなり、そろそろ家を買うかという感じの家族が購入する方が多かったが、年々、結婚して子供なし→結婚を期に新婚で→独身、というように早い時期での住宅購入の傾向が強くなってきています。昨日ご相談に見えられた方も、これから結婚という方の新築住宅購入でした。
独身の女性の方から住宅購入の相談を受けて、いつも思うのは、しっかり貯金しているだなということです。お若いのに、想像以上の貯金額を持っていることも少なくなく、かなり驚かされることも多い。
以前は、「独身女性は結婚して収入がなくなる」などの理由から、ほとんどの金融機関が、独身女性の住宅ローンに消極的でしたが、ここ数年、銀行の姿勢も変わり、独身女性でも借りやすい環境が出来てきています。中央三井信託銀行では、女性専用住宅ローンまでもあります。
今まで私が独身女性の方の住宅購入をお手伝いした方の大半が、駅近くでコンパクトな手頃の中古マンションです。弊社以外の市場全体では、新築も含め、やはり利便性の良いマンションを購入する傾向があると思います。
しかし、購入後、結婚などの転機に住み替えをする際は、賃貸に出すことを視野に入れていることも多いが、表面の利回りや収支しか見ていないことも多く、ちょっと甘いと感じることがあります。
住宅ローンの返済額と家賃相場の比較程度はしていますが、賃貸の経費はこの他にも、管理費、空室リスク、リフォーム修繕費用、固定資産税などがあり、また、家賃相場も築年数が古くなる度に安くなります。
やはり、一時的な賃貸はあるとしても、売却することも視野には入れておきたい。そのためには、売却代金が住宅ローンを上回るようにしておくこと。それとマンションでは、年数の経過による評価減が割り切れるかも購入の判断材料に。
独身女性に限らず、おそらく日本人の特性として、新築好きの傾向がありますが、売却のことなどを考えると、築年数が浅いマンションに好バランスの物件も多くあります。
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