マンション供給状況(05.02.18)
16日の日本経済新聞に掲載されたマンション供給の記事をご紹介
しながら、これからのマンションについて考えてみたいと思います。
◆不動産の需給関係(マンション)
[日本経済新聞 05/02/16 ~都心も二極化が加速~]
・昨年の発売戸数は前年比3%増も、供給過剰懸念が台頭。堅調だった
都心部でも明暗が鮮明になっている。
→2005年問題。将来の中古マンション供給ストック増加。
・地価下落に伴う都心回帰進行で「都心では建てれば売れる」から
都心でも地域によっては売れ行きに差が出始める。
→ただ都心への距離が近いだけではなく、細かい地域特性で明暗。
・今年以降も大型物件の建設計画が目白押しで、供給過剰傾向が続き、
消費者の需要も一巡して、飽きも広がる。
→物件の選別。物件特性で見劣る場合、競争力低下。
・大阪、名古屋でも大型物件の供給ラッシュが起き、売れ残りも。
→全国的な供給増加、マンションストックの増加。
・競争の激しい物件、見劣りする物件は、大幅値引きやサービス。
→購入価格も安いけど、将来売却する際も安くなる。
資産価値として考えるのではなく、生活スペースとして。
・発売直後に完売する物件もある。「駅近」や「安全」を売り物にした
物件の需要は高い。今後は、間取りや共用施設といった商品企画の
巧拙などで、売れ行きに差が出る。
→商品企画に見劣る中古マンションは、さらに厳しくなる。
・仕入れ用地の減少により仕入れ値の高騰、住宅ローン減税の縮小など
マンション事業者の経営環境は厳しい。
→供給業者減少、業界再編へ。
『まとめ』
一度作られたマンションは、中古マンション市場にとって、供給ストック
として社会に蓄積されていきます。市場では、今でもだぶつき感があり、
中古マンションの流通価格は大幅に値崩れしています。(特に郊外)
この市場環境の中、現在の新築マンション大量供給が続くと、さらに供給
が増加し、中古マンションを売却しようとする方にとっては厳しい環境になります。
新築中古を問わず、マンションを購入してはいけないとは思いません。
しかし、この状況を理解した上で、これからの生活を考えてから、購入して下さい。
◆マンションの資産価値を過大に考えない。
◇競争力のあるマンションは、資産価値減少スピードが遅い。
◆将来の生活の変化に対応できるマンション。
→住み替え(売却)しなくてすむように。
◇マンション維持コストと想定家賃の比較検討も。
参考)日本経済新聞の記事(05/02/16)
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